演 目
バウンティ!

観劇日時/08.6.7.
劇団名/プラズマニア
脚本・演出/谷口健太郎 照明/相馬寛之
音響/斎藤いずみ・丹治誉喬 
アクションコーデネート/浦本英輝 宣伝美術/星雅也
写真/堂本明日香 舞台/上田知 映像/DAN・上田竜平
劇場名/BLOCH

全力疾走のハッピイエンド

 孤児の姉弟と、理想のために人間性を失った彼らの父親、そして若くして亡くなった母親の悲願を受けて姉弟を庇護する私立探偵の物語。
30年後の世界は植物が全く無くなったために、人工的に酸素を作らなければならなくなった。そこでは人手不足のために囚人を使っていたが、軽犯罪の受刑者も動員され、さらに炭酸ガス排出量を減らすためと称して、僅かな違反の罪人をも処刑し抹殺する
その工場の所長が父親、そこへ入所するのが弟、引き続いて私立探偵の手引きで姉が入ってくる。若くして死んだ母親の依頼だったのだ。
頑なに拒否する所長である父親。父親とは知らない弟。間に立つ姉……陰に陽に二人を守る私立探偵。……何か典型的な行き違い悲劇の展開である。
そんな物語を絶叫調の台詞で、怒鳴りまくり、精力的に走りまくる。ラストは、人間性に目覚めた父親が植物の栽培研究者となり、自己否定していた弟は姉と一緒に自分たちの存在価値を知るようになる。
そんな舞台創りを、劇団は「勢いと疾走感」と規定し、満員の若い観客たちは、素直に感情移入しているようだった。これはこれでそういう舞台としての存在意義があるようだった。
出演者は、私立探偵/谷口健太郎 姉/喜井萌希
弟/村上義典 探偵の助手/下山美里 父親/太田真介
その他役名が不明 平田渓一・入江千鶴香・黒沼陽子・妹尾元気・吉田美穂・對尾華夜。