| 演 目 教文演劇フエスティバル2008 フイナーレ企画 短編演劇プチ祭 三劇団参加 観劇日時/08.8.30. 劇場名/札幌市教育文化会館大ホール舞台上の特設劇場 |
| 演目1 赤い椅子が一つ 劇団名/Real Is Production 作・演出/じゅうどうげんき スタッフ・キャスト/表記がないので不明 ある人間関係の象徴 若い可愛い真っ白で清楚な衣装の女の子が二人、赤い椅子を巡って確執したり仲良くなったりしている。 玩具のバレーボールやビー玉を使ったりして中々洒落た演出なのだが、二人の心理の行き来がウヤムヤではっきりしないのと、描き方が淡白なので印象が薄いのが残念だ。二人の関係性が普遍的にならない弱さが印象を曖昧にしてしまったようだ。 演目2 (1×1)ROOM 劇団名/THE BIRDiAN GONE STAZZIC 作・演出/ミヤザキカズヒサ 出演/高橋美和・こもりまりも・菜摘あかね・ ミヤザキカズヒサ 悲劇を呼ぶ喜劇 並んだ部屋が二つ。片方に住む若い女のところに女友達が来ていて無駄話に興じている。隣の部屋では、ちょうど別な女が引越しして来て引越し屋が片付けている。二つの部屋の会話が微妙にシンクロする可笑しさが上手く出来ている。 最初の部屋の女は同棲の男の帰りを待っていたのだ。引越しして来た女は、その男のストーカーだったが、最初の女はそれに気がつかず二人並んで男の帰りを待つというラスト、さてどうなるのか? アホな女たちの一瞬先の分からない喜劇。短いけれども混乱を予兆させる好短編。 演目3 わらう花 劇団名/劇団怪獣無法地帯+3ぺぇ団札幌 作/伊藤樹 演出/棚田満 出演/藤野羽衣子・新井田琴江・三宅亜矢・三戸部大峰 その他大勢 芸術と愛情との狭間 生きているような美しい人形を創る人形師。彼の妻は笑わない美女……。もしかすると彼女も彼の手になった人形なのか? そこへその人形を観たいという男が現れる。村では「大風の後で若い娘が攫われる」という噂が広まっている。 さて人形たちや彼の妻はどんな実在なのか? 民話的あるいは神話的な素材を、「芸術至上主義と愛情との狭間の人間的な悩み」をさえ感じさせる素材を、和風で古典的な手法を使って格調高く表現した『怪獣無法地帯』や『3ペェ団』らしからぬ意外と真面目な一編。 |