演 目
ジブンレツ
観劇日時/13.9.22. 14:00〜15:00
劇団名/北海学園大学演劇研究会
上演回数/夏の新人公演2013
脚本・演出/柳田紗耶未 照明/栗橋佳奈子 音響製作/柴田亮 
音響操作/金澤双葉
劇場名/BLOCH

若さ丸出しの精神的青春苦悩劇

 大学生の健(=中島義雄)は怠け者というのか、この年代特有の青春倦怠症なのか、気がつくとインチキ・セールスマン(=金田知記)から元気の出るドリンクを買っている。
 するといつの間にか同じ服装のケンと名乗る3人の男女(=ケン黒/大槻拓哉・ケン白/木村祐花・ケン灰/伊勢亀保夫)が居る。この命名は何だか『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹)の真似っぽいけど……
 二人の友人(=西村颯馬・岩崎有希子)、妹(=宮崎里沙)、彼女(=菅原千穂)たちを巻き込んで騒動が続くのだが、結局3人のケンたちは、健の様々な人格の現れだったのか……これもまた昨日観た『演劇集合体マキニウム』の『アリアルナイジー』の発想ととても良く似ているって思うのだが。
 大学の学生の演劇は、その年によって様々な貌を見せるから油断は出来ない。今年の北海学園は平凡な青春の一断面を描いて可もなく不可もない。ただ怒鳴り合いとオーバーアクションが若いと言えば若いけど未成熟さをさらけ出していた。
 その他の出演、結城聖良。