| 演 目 ジャンピングラビット 観劇日時/13.10.6. 16:00〜17:20 上演形態/たいらじょうの世界 作・演出・美術・人形操演/たいらじょう 劇場名/深川市・文化交流ホール「み・らい」 |
| 母を訪ねる冒険譚 一人で全てを創る舞台表現で、主に自作の人形を遣い、自分自身が相手役や説明役も演じる。これも一種の話芸の変形かもしれない。 たいらじょうは、人形を遣った一人芝居を様々な舞台やTVや映画などで発表しているのだが、人形といっても必ずしも児童向けとは限らず『毛皮のマリー』なども上演する。 今日の舞台は、兎のプージャンが亡くなった母を訪ねて、大海原や大砂漠を経て宇宙空間までを一人旅する物語である。 舞台全面に古新聞紙を小さく千切ってばら撒き、それが高さ1b以上もある小山を幾つも築き、演者はその古新聞紙の破片を掴んだり抱え込んだりして空中高くばら撒くと砂嵐になったり暴風になったり、観客に舞台へ上がって貰って色々な役を手伝って貰うと客は喜んで空高く巻き上げたり、様々なシーンで活躍する。 この新聞紙の中には、まるまる1枚の物もあって、それを丸めたり捩じったりして小道具として使われる。これらの表現は、その発想の斬新さを面白く思う。 開演前のキャラクター人形によるコント風の挨拶があったり、終演後も同じ挨拶があったので、物語の実質時間は多分70分くらいだろうが、この物語は少し長すぎる、時間が掛り過ぎる。その証拠に客席の幼児たちは同じような繰り返しにいささか飽きたのか席を立って歩き回ったり、泣声を挙げたりしている。さすがに保護者はすぐ抱いて退席したり、たしなめて席に戻したりはしていたのだが…… |